加古川にある”みとろ観光果樹園”がリニューアルし、”みとろの丘(みとろフルーツパーク)”でグランピングができるようになりました。
わたし正直…アウトドア系は苦手なんです。衛生面とか不安だし、虫とか野生動物とか怖い(´・_・`)
でも、アウトドア経験って子どもの成長に良いって聞いたことあるし、リニューアルした施設に興味もある…
グランピングなら屋内だから虫や野生動物の心配は減るし、ベッドや布団もあるなら寝れるかも♪
勇気を出して一度体験してみよう!
ということで、人生初☆子連れグランピングに行ってきました!
みとろの丘のグランピングは、初心者も安心できる充実した設備がそろっているのに、他のグランピング施設の三分の一ほどの料金で利用できるコスパの良いサイトでした!
まだオープンして1年未満のためか、口コミや情報が少なかったので写真多めでレポします!
快適でコスパ最高なアウトドア体験しよ~♪
みとろの丘に泊まる
みとろの丘にはグランピングサイトとキャンプサイトがあります。
グランピングサイト
ファームリビングフィールドとパークリビングフィールドの2種類あり、最も大きな違いはエアコンの有無です。
ファームリビングフィールド
定員5名。駐車場や受付・アウトドアセンターから1番近いグランピングサイトです。
エアコンが完備されているでの、暑さや寒さが不安な方はこちらを選べば安心です。
パークリビングフィールド
先ほどのファームリビングフィールドとサイトの形状は同じですが、こちらにはエアコンがありません。
駐車場や受付・アウトドアセンターからも離れていますが、見晴らし最高です!
定員は3~5名まで。人数に応じてサイト(大・中・小)が選択できます。
少人数で利用し、費用も抑えたい方はパークリビングフィールド小が1番お得です。
キャンプサイト
キャンプサイトは4種類。
- ファームネイチャーフィールド
- フォレストネイチャーフィールド
- パークネイチャーフィールド
- ドッグネイチャーフィールド
わが家が利用した3連休初日(土曜日)のキャンプ利用者は
ファームネイチャーフィールド:0
フォレストネイチャーフィールド:1
パークネイチャーフィールド:4
ドッグネイチャーフィールド:3
でした。
アウトドアセンターに近く、荷下ろしの便利なパークネイチャーフィールドが人気のようです。
宿泊料金
※2024年11月現在の料金(税込)
グランピング
サイト チェックイン15~17時/チェックアウト翌10時 | 繁忙期(3~11月) | 閑散期(1,2,6,12月) | ||
平日 | 土日祝日 | 平日 | 土日祝日 | |
パークリビングフィールド(~5名) | 27,500円 | 35,200円 | 22,000円 | 27,500円 |
ファームリビングフィールド 大(~5名) | 22,000円 | 28,600円 | 17,600円 | 22,000円 |
ファームリビングフィールド 中(~3名) | 19,800円 | 25,300円 | 15,400円 | 19,800円 |
ファームリビングフィールド 小(~3名) | 16,500円 | 22,000円 | 13,200円 | 16,500円 |
キャンプ
サイト チェックイン11~13時/チェックアウト DAY17時/1泊 翌10時 | 繁忙期(3~11月) | 閑散期(1,2,6,12月) | |||
平日 | 土日祝日 | 平日 | 土日祝日 | ||
ファームネイチャーフィールド フォレストネイチャーフィールド パークネイチャーフィールド | DAY | 2,200円 | 3,300円 | 1,100円 | 2,200円 |
1泊 | 3,300円 | 4,400円 | 2,200円 | 3,300円 | |
ドッグネイチャーフィールド | DAY | 3,300円 | 4,400円 | 2,200円 | 3,300円 |
1泊 | 5,500円 | 6,600円 | 4,400円 | 5,500円 |
ファームリビングフィールド
夫婦+小学生1名+幼児1名の4人で宿泊しました。
小学生は1人とカウントされるので、ファームリビングフィールド小・中(定員3名)は予約できません。
ファームリビングフィールド大に宿泊しました。
受付~荷物はこび
左の小さな建物が受付です。
色々な説明を聞いて現地支払いを行い、サイトのカギを受け取ります。
子どもたちはカマキリの赤ちゃんを見つけて、さっそく大興奮!
さぁサイトに移動!と思ったところで、スタッフさんが「荷物運びますよ!」とありがたい一言☆
バギーのような車に荷物を乗せて、わたしと次男も一緒に乗車。
夫と長男は歩きたいというので、地図を渡してサイト集合にしました。
ボコボコ山道を登ること5分弱。見えますか?三角の建物!
入口に到着です!
ここからバギーは入れないので人力で運びますが、キャンピングカートの貸し出しもあるので、荷物が多くても安心です。
「帰りもお荷物運びますので声かけてくださいね~」と。手厚いサポート!
室内
室内は広々としていて、ベッド3台とローテーブル・クッション4つがあるだけのシンプルな内装です。
シュラフ(寝袋)が2つあり、最大5名まで宿泊可能。
一部が窓のように開くようになっていて、風が吹き抜けて気持ち良かった♪
ベッドのマットレスはやや硬めでした。
設備品
設備はかなり充実しています!宿泊やバーベキューに必要な物品はすべてそろっているのでは?
コールマンやKEYUCAなどオシャレで実用的なメーカーの物が使われているのも、アウトドア初心者には安心でした。
料理
宿泊費に食事は含まれていないため、食事の用意が必要な方は予約時に追加してください。
わが家は体験BBQスタンダード・ロングウインナー(2本)・朝食2セットを予約しました。
(肉・野菜・飲み物などは持ち込みもしています)
夜ごはん
体験BBQセットには肉+アヒージョ+パン+米+野菜類+お箸づくりキットが含まれています。
追加注文のロングウインナー2本も一緒に入っていました。
お肉はBBQ用串に刺して焼き、お米は飯ごう炊飯で炊きます。
スキレットと鍋敷きも貸してもらえるので、材料を入れるだけで誰でも簡単にアヒージョが作れます。
持ち込んだワインとの相性もバッチリ♪
セットについているお箸づくりは子どもと一緒にしました。カッターは受付で貸し出してくれます。(要返却)
えんぴつを削るように先をとがらせていきますが、見守りながら子どもでも出来ました。
最後に、やすりで削って完成です。
朝ごはん
予約できる朝食セットはフィールドサンド(1,100円)のみです。
ドリップコーヒー・ホットサンドセット・豆のスープが入っていました。
せっかくのアウトドアなので、ポータブル電源を持ち出して外で食べます。
火加減がよくわからず、きれいに焼き色がつきませんでした(笑)
ツナとチーズの塩味以外の味付けはしていませんが、とてもおいしかったです!
お豆のスープは具沢山で食べごたえがあり、ドリップコーヒーは酸味と苦みのバランスがとれてて飲みやすい味でした。
子ども用の朝食にはフルーツやパンなどを持参しましたが、食パンと追加の具材を持ってくればよかった…と後悔するほど、外で食べるホットサンドは絶品でした!
シャワー
アウトドアセンターというところにシャワー室があります。
(アウトドアセンターについては記事後半に記載)
事前に聞いていたテンキーを入力してカギを開けます。
女性用のシャワールームは4つ。
脱衣所にはSALONIAのドライヤーが2台ありました。
入口すぐ横にタオル大・小と、下段に歯ブラシセットがあります。
シャワー個室には無添加のシャンプー・コンディショナー・ボディソープが完備。
水圧は強く水温の調節も自由で、アウトドアに来ていることを忘れるほど快適なシャワー室でした。
グランピングでの体験
みとろの丘のグランピングは、水なし・電気なし・ガスなしです。
アウトドア初心者には不安材料の1つでしたが、不満や不便に思うことはありませんでした。
むしろ非日常的な生活が新鮮で楽しかったです!
水くみ
手を洗ったり、食事の用意や片付けに使う水は水くみ場まで自分たちで取りに行きます。
水くみ場には丸太の踏み台がありました。
左手の四角い建物はトイレ。橋のように見えるものは展望台です。
タンクに注いだ水を持って、サイトまで戻ります。
重たいーと言いながら、楽しそうな子どもたち。
アウトドアキッチン
注いできたタンクの水を置くのは、アウトドアキッチンです。
水は排水溝に流れるのではなく、下のバケツに溜まります。水を大切に使おうという意識が強くなりますね。
食器洗い洗剤・スポンジ・パストリーゼが置いてあります。
下の段にあるのはゴミ箱です。燃えるゴミとカン・ビン・ペットボトルの2袋に分別するよう書いてありました。
蓋つきゴミ箱なので、夜に動物が来てゴミを荒らすこともなく安心です。
調理セットも一通り道具がそろっています。どれもキレイに洗浄されているので、安心して使用できます。
火おこし
ガスなしなので、火をおこさなくてはいけません。
アウトドアキッチンの下段に、3キロの炭1箱と火おこしグッズが用意されていました。(宿泊費に含まれています)
左がバーベキュー用、右がたき火用です。消火用バケツも用意してあります。
炭火などは翌日スタッフが片付けるので、そのまま置いておくよう言われました。
片付け不要なんて楽すぎる(^^)~♪
夫が「キャンプファイヤーは絶対したい!」と言うので、薪を受付で追加注文しました。3kgで800円。
たき火で焼きマシュマロしながら男たち語り合っています。
子どもがヤケドしないよう気をつけなくてはいけませんが、とても楽しい体験になりました。
キャンプファイヤー追加してよかった!
飯ごう炊飯
体験BBQセットにはお米1合が含まれていて、飯ごうも貸してもらえます。
子どもたち初めての飯ごう炊飯に大興奮!
自分で研いで、目の前で炊けるお米にワクワクが止まりません(笑)
炊けたお米はふっくらおいしく、1合のごはんがあっという間になくなりました!
野菜の収穫
グランピング宿泊者限定で野菜の収穫体験ができます!
ですが、わが家が泊まった日の午前中は警報級の大雨…午後には降りやんだものの収穫体験は中止でした(;_:)
まぁこれも自然相手なので仕方ない。と思っていたら、代わりにスタッフさんが収穫していたお野菜(サツマイモ)をプレゼントしてくれました☆
自然とふれあう
緑豊かな山間にある”みとろの丘”は自然の中で自由に遊べる場所がたくさんありました。
息子たちは広い芝生広場でサッカー・特大どんぐり拾い・木登り・虫探しなど自由に山の中を駆け回っていました(笑)
展望台からの眺めは、、、「田舎ーー!!」って感じです(笑)
付帯施設
アウトドアセンター
先述したシャワー室があるのが、アウトドアセンターです。
テーブルとイスだけでなく、本やゲームの利用もできます。
1グループ1つ、サイトに持ち帰って遊ぶこともできました。チェックアウトの時間までに要返却です。
ファームリビングフィールドからアウトドアセンターまで徒歩5分ほど。
写真では明るく見えますが、実際はライト無しでは足元が全く見えないほど真っ暗★
ライトを持って夜道を歩くだけで、楽しそうな子どもたちでした。
グリーンハウス
屋内型植物公園です。営業時間は平日 9:00~18:00、土・日・祝 8:00~22:00。
広い館内に緑が生い茂り、池には鯉が泳いでいました。
珍しい花も。
カフェ
グリーンハウスに併設されたカフェでは、緑の中でおいしいドリンクや料理を楽しむことができます。
2階には広いオープンスペースもあり、子連れでもゆったりと過ごせる空間になっていました。
朝はテイクアウトコーナーだけの営業です。
ホットサンドでお腹いっぱいじゃなかったら食べたかった〜
わが家が支払った費用の総額
トータル費用は36,230円でした。
ファームリビングフィールド大 宿泊費(土曜) | 28,600円 |
体験BBQセット | 3,970円 |
ロングウインナー | 660円 |
フィールドサンド | 1,100円×2=2,200円 |
薪(焚き火用) | 800円 |
合計 | 36,230円 |
わが家の反省点
何を持って行くのが正解なのかわからず、なんとなく準備して行った結果「あーアレ持ってくればよかった。」といくつか反省したことがありました。
反省①カトラリー類の持参不足
設備は充実しており、大きな不満はなかったのですが…紙皿と割り箸はサイトの定員×2セットしか置いてないので、人数より余裕を持って持参したほうがいいです。
マグカップも定員数のみなので、紙コップ等もあったほうがいいかも。
スプーン・フォーク・ウェットティッシュはありませんでした。次行くときは持参しようと、これも反省です。
反省②寒さ対策不足
山の気温変化は激しく、夜はかなり冷えました。
子どもにはヒートテックの肌着+真冬用パジャマ+ふわふわスリーパーを着せていましたが、寒くて布団の中で震えていました。
アウトドア初心者で、どうすればよかったのか正解はわかりませんが、シェルフも上手に使えばよかったのかなと反省しました。
まとめ
みとろの丘のグランピングは設備が充実しているだけでなく、スタッフさんがみなさん元気でとってもフレンドリー!
子連れ&初心者でも安心してグランピング・バーベキューを楽しむことができました。
言わずもがな、親子で経験値は爆上がり!
帰宅後も、グランピング楽しかった!もっと泊まりたい!と子どもたちにとって、とてもポジティブな体験になりました^_^
ぜひ一度行ってみてくだい☆